RECHSの事業の社会的意義ついて健診者の観点から説明します。[ ]内は実施場所を示します。
予め記入したBDHQを提出し、健診を受けて頂きます[提携病院]。
食事調査情報(電子データ)と健診(医療)情報(電子データ)を検体ごとに、時系列的に集積し、個人情報を保護して相互参照できるようにします[提携病院] [京大]。
こうして構築されたもの(BR/DBと総称)をベースに血清成分のプロファイルを解析します[京大]。BDHQについては疫学保健的解析を行います[東大]。このBR/DB構築と関連する研究開発は産官学が参画するプロジェクトです。
研究開発で得られた結果は健診医療の課題である「血清成分プロファイルと生活因子」[京大]の解決に応用されます。また、BDHQの課題である普及と開発にも応用されます[東大]。このフィードバックサイクルの意味はBR/DBの蓄積が長期的に継続され、BDHQの普及度と共に高くなります。
従って、データが出るごとに課題が解決されて行くことになります。
これらの成果は健康科学リソース研究会を通じて公開され、関連する研究者と討議・検討が行われます。また、一般の方々との意見交換も講演会などを通じて実施されます。
以上の結果、未病対策に意味のある情報や生活アドバイスを個人レベルで行うことが可能となり、健康科学アドバイザーに活躍の場が生まれます。以上を基に健診者は次回の健診を受けることになります。
この様なシステムが全国レベルで展開されると、私達の願いである「健康で長寿」を達成することが可能となり、健康保険組合を含めて国が抱える医療費など諸問題の解決の一方策となります。
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